公開日:2009/09/17 最終更新日:2009/12/24

JVN#00425482
XF-Section におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

はっぴぃ・りなっくすが提供する XF-Section には、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

  • XF-Section 1.12a およびそれ以前

詳細情報

はっぴぃ・りなっくすが提供する XF-Section は、コンテンツのカテゴリ分け機能などを提供する、XOOPS 用モジュールです。XF-Section には、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。

想定される影響

ユーザのウェブブラウザ上で任意のスクリプトを実行される可能性があります。

対策方法

XF-Section を使用しない
XF-Section の開発は終了しているため、使用を停止してください。同等の機能が実装された他製品に切り替えることをお勧めします。

参考情報

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

2009.09.17における脆弱性分析結果

評価尺度 攻撃成立条件 評価値
攻撃経路 インターネット経由からの攻撃が可能
認証レベル 匿名もしくは認証なしで攻撃が可能
攻撃成立に必要なユーザーの関与 リンクをクリックしたり、ファイルを閲覧するなどのユーザ動作で攻撃される
攻撃の難易度 専門知識や運がなくとも攻撃可能

各項目の詳しい説明

謝辞

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC がベンダとの調整を行いました。
報告者: 大野 雅子 氏

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE CVE-2009-3240
JVN iPedia JVNDB-2009-000062

更新履歴

2009/12/24
関連文書に CVE を追加しました。