公開日:2010/12/17 最終更新日:2010/12/17
JVN#02175694
アタッシェケースにおける実行ファイル読み込みに関する脆弱性
アタッシェケースには、実行ファイル読み込みに関する脆弱性が存在します。
- アタッシェケース ver.2.69 およびそれ以前
アタッシェケースは、ファイルの暗号化・復号を行うソフトウェアです。アタッシェケースの設定を「フォルダの場合、復号後に開く」にしてある場合、アタッシェケースは暗号化されたファイルを復号する際に、特定の実行ファイルを読み込みます。アタッシェケースには、実行ファイルを読み込む際のファイル検索パスに問題があり、意図しない実行ファイルを読み込んでしまう脆弱性が存在します。
プログラムを実行している権限で、任意のコードを実行される可能性があります。
アップデートする
開発者が提供する情報をもとにアップデートしてください。
対策済みバージョン
- アタッシェケース ver.2.70
ベンダ | ステータス | ステータス 最終更新日 |
ベンダの告知ページ |
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Hibara Software Library | 該当製品あり | 2010/12/17 | Hibara Software Library の告知ページ |
2010.12.17における脆弱性分析結果
評価尺度 | 攻撃成立条件 | 評価値 |
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攻撃経路 | インターネット経由からの攻撃が可能 |
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認証レベル | 匿名もしくは認証なしで攻撃が可能 |
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攻撃成立に必要なユーザーの関与 | 設定の変更など、積極的なユーザ動作が必要 |
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攻撃の難易度 | 専門知識や運がなくとも攻撃可能 |
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この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: 片桐 弘敬 氏
JPCERT 緊急報告 |
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JPCERT REPORT |
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CERT Advisory |
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CPNI Advisory |
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TRnotes |
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CVE |
CVE-2010-3923 |
JVN iPedia |
JVNDB-2010-000066 |