公開日:2007/01/25 最終更新日:2007/01/25
JVN#05088443
CGI RESCUE 製 WebFORM における HTTP ヘッダ インジェクションの脆弱性
CGI RESCUE より提供されている WebFORM はフォームに入力された内容を電子メールにて送信するソフトウェアです。WebFORM には、HTTP ヘッダを出力する際の処理に問題があるため、 HTTP ヘッダ インジェクションの脆弱性が存在します。
- WebFORM 4.3 およびそれ以前
また、ベンダの提供する情報では、同様の脆弱性が Webメーラー にも存在し、その修正版のリリースを確認しております。
ユーザのブラウザ上で偽の情報が表示されたり、任意のスクリプトが実行されたりする可能性があります。
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IPA
CGI RESCUE 製「WebFORM」における HTTP ヘッダ インジェクションの脆弱性
2007.01.25における脆弱性分析結果
評価尺度 | 攻撃成立条件 | 評価値 |
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攻撃経路 | インターネット経由からの攻撃が可能 |
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認証レベル | 匿名もしくは認証なしで攻撃が可能 |
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攻撃成立に必要なユーザーの関与 | ユーザが何もしなくても脆弱性が攻撃される可能性がある |
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攻撃の難易度 | ある程度の専門知識や運 (条件が揃う確率は高い) が必要 |
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本脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき
下記の方がIPAに報告し、JPCERT/CCがベンダおよびCERT/CCとの調整を行いました。
報告者: インターナショナル・ネットワーク・セキュテリィ株式会社 佐名木 智貴 氏