公開日:2007/02/14 最終更新日:2007/03/01
JVN#14243645
Adobe JRun におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性
Adobe が提供する Adobe JRun は、J2EE (Java 2 Platform Enterprise Edition) に準拠したアプリケーションサーバです。Adobe JRun には、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。
- Adobe JRun 4.0
- ColdFusion MX 6.1 Enterprise ("J2EE" オプションをインストールし JRun 4.0 にデプロイしている場合)
- ColdFusion MX 7.0 Enterprise Edition ("Multi-Server" オプションをインストールしている場合)
なお、ColdFusion MX 6.1 および 7.0 Standard Edition には影響はありません。詳しくは、ベンダが提供する情報をご確認ください。
Adobe JRun にログイン中の管理者のブラウザ上で任意のスクリプトが実行される可能性があります。また、Cookie 情報に含まれるセッション情報が漏えいした場合、セッション・ハイジャックが行われる可能性があります。
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IPA
「Adobe JRun」におけるクロスサイト・スクリプティングの脆弱性
2007.02.14における脆弱性分析結果
評価尺度 | 攻撃成立条件 | 評価値 |
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攻撃経路 | インターネット経由からの攻撃が可能 |
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認証レベル | 匿名もしくは認証なしで攻撃が可能 |
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攻撃成立に必要なユーザーの関与 | リンクをクリックしたり、ファイルを閲覧するなどのユーザ動作で攻撃される |
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攻撃の難易度 | 専門知識や運がなくとも攻撃可能 |
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本脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき
下記の方がIPAに報告し、JPCERT/CCがベンダおよびCERT/CCとの調整を行いました。
報告者: 株式会社セキュアスカイ・テクノロジー 福森 大喜 氏
JPCERT 緊急報告 | |
JPCERT REPORT | |
CERT Advisory | |
CPNI Advisory | |
TRnotes | |
CVE |
2006-5860 |
JVN iPedia |