公開日:2021/11/30 最終更新日:2021/11/30

JVN#19482703
株式会社NTTドコモ製 Wi-Fi STATION SH-52A におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

株式会社NTTドコモが提供する Wi-Fi STATION SH-52A には、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

  • Wi-Fi STATION SH-52A
    • 38JP_1_11G
    • 38JP_1_11J
    • 38JP_1_11K
    • 38JP_1_11L
    • 38JP_1_26F
    • 38JP_1_26G
    • 38JP_1_26J
    • 38JP_2_03B
    • 38JP_2_03C

詳細情報

株式会社NTTドコモが提供する Wi-Fi STATION SH-52A には、クロスサイトスクリプティング (CWE-79) の脆弱性が存在します。

想定される影響

当該製品の WebUI にアクセスしているユーザのウェブブラウザ上で、任意のスクリプトを実行される可能性があります。

対策方法

アップデートする
開発者が提供する情報をもとに、最新版にアップデートしてください。

ベンダ情報

ベンダ ステータス ステータス
最終更新日
ベンダの告知ページ
株式会社NTTドコモ 該当製品あり 2021/11/30

参考情報

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

CVSS v3 CVSS:3.0/AV:A/AC:L/PR:H/UI:R/S:C/C:N/I:L/A:N
基本値: 2.9
攻撃元区分(AV) 物理 (P) ローカル (L) 隣接 (A) ネットワーク (N)
攻撃条件の複雑さ(AC) 高 (H) 低 (L)
必要な特権レベル(PR) 高 (H) 低 (L) 不要 (N)
ユーザ関与レベル(UI) 要 (R) 不要 (N)
スコープ(S) 変更なし (U) 変更あり (C)
機密性への影響(C) なし (N) 低 (L) 高 (H)
完全性への影響(I) なし (N) 低 (L) 高 (H)
可用性への影響(A) なし (N) 低 (L) 高 (H)
CVSS v2 AV:A/AC:M/Au:S/C:N/I:P/A:N
基本値: 2.3
攻撃元区分(AV) ローカル (L) 隣接 (A) ネットワーク (N)
攻撃条件の複雑さ(AC) 高 (H) 中 (M) 低 (L)
攻撃前の認証要否(Au) 複数 (M) 単一 (S) 不要 (N)
機密性への影響(C) なし (N) 部分的 (P) 全面的 (C)
完全性への影響(I) なし (N) 部分的 (P) 全面的 (C)
可用性への影響(A) なし (N) 部分的 (P) 全面的 (C)

謝辞

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: 横浜国立大学 佐々木貴之 氏

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE CVE-2021-20847
JVN iPedia JVNDB-2021-000107