公開日:2019/12/12 最終更新日:2019/12/12

JVN#26847507
WordPress 用プラグイン Custom Body Class における複数の脆弱性

概要

WordPress 用プラグイン Custom Body Class には、複数の脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

  • Custom Body Class 0.6.0 およびそれ以前

詳細情報

WordPress 用プラグイン Custom Body Class には、次の複数の脆弱性が存在します。

  • クロスサイトスクリプティング (CWE-79) - CVE-2019-6029
    CVSS v3 CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/S:C/C:L/I:L/A:N 基本値: 6.1
    CVSS v2 AV:N/AC:H/Au:N/C:N/I:P/A:N 基本値: 2.6
  • クロスサイトリクエストフォージェリ (CWE-352) - CVE-2019-6030
    CVSS v3 CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:N/I:L/A:N 基本値: 4.3
    CVSS v2 AV:N/AC:H/Au:N/C:N/I:P/A:N 基本値: 2.6

想定される影響

想定される影響は各脆弱性により異なりますが、次のような影響を受ける可能性があります。

  • 当該製品の管理画面にアクセスしたユーザのウェブブラウザ上で任意のスクリプトが実行される - CVE-2019-6029
  • 当該製品の管理画面にログインした状態のユーザが細工されたページにアクセスした場合、意図しない操作をさせられる - CVE-2019-6030

対策方法

アップデートする
開発者が提供する情報をもとに、最新版にアップデートしてください。

ベンダ情報

ベンダ リンク
Andrei Lupu Custom Body Class

参考情報

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

謝辞

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: 東京電機大学 情報通信工学科 暗号方式・暗号プロトコル研究室 白井 優武 氏

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE CVE-2019-6029
CVE-2019-6030
JVN iPedia JVNDB-2019-000075

更新履歴

2019/12/12
【影響を受けるシステム】のスペルミスを修正しました