公開日:2018/05/31 最終更新日:2018/05/31

JVN#27978559
Pixelpost における複数の脆弱性

概要

Pixelpost には、複数の脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

  • Pixelpost v1.7.3 およびそれ以前

詳細情報

Pixelpost.org が提供する Pixelpost には、次の複数の脆弱性が存在します。

  • 任意のコード実行 - CVE-2018-0604
    CVSS v3 CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:H/UI:N/S:U/C:L/I:L/A:L 基本値: 4.7
    CVSS v2 AV:N/AC:L/Au:S/C:P/I:P/A:P 基本値: 6.5
  • クロスサイトスクリプティング (CWE-79) - CVE-2018-0605
    CVSS v3 CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/S:C/C:L/I:L/A:N 基本値: 6.1
    CVSS v2 AV:N/AC:H/Au:N/C:N/I:P/A:N 基本値: 2.6
  • SQL インジェクション (CWE-89) - CVE-2018-0606
    CVSS v3 CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:H/UI:N/S:U/C:L/I:L/A:L 基本値: 4.7
    CVSS v2 AV:N/AC:L/Au:S/C:P/I:P/A:P 基本値: 6.5

想定される影響

想定される影響は各脆弱性により異なりますが、次のような影響を受ける可能性があります。

  • 管理者権限を持つユーザによって、任意のコードを実行される - CVE-2018-0604
  • 遠隔の第三者によって、当該製品にログインしているユーザのウェブブラウザ上で、任意のスクリプトが実行される - CVE-2018-0605
  • 管理者権限を持つユーザによって、任意の SQL 文を実行される - CVE-2018-0606

対策方法

Pixelpost を使用しない
Pixelpost の開発および配布は既に終了しています。Pixelpost の使用を停止してください。

ベンダ情報

ベンダ ステータス ステータス
最終更新日
ベンダの告知ページ
Pixelpost.org 該当製品あり 2018/05/31

参考情報

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

謝辞

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: 浅井 健 氏

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE CVE-2018-0604
CVE-2018-0605
CVE-2018-0606
JVN iPedia JVNDB-2018-000060