公開日:2018/12/07 最終更新日:2018/12/07

JVN#32155106
i-FILTER における複数の脆弱性

概要

デジタルアーツ株式会社が提供する i-FILTER には、複数の脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

  • i-FILTER Ver.9.50R05 およびそれ以前

詳細情報

デジタルアーツ株式会社が提供する i-FILTER には、次の複数の脆弱性が存在します。

  • クロスサイトスクリプティング (CWE-79) - CVE-2018-16180
    CVSS v3 CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/S:C/C:L/I:L/A:N 基本値: 6.1
    CVSS v2 AV:N/AC:M/Au:N/C:N/I:P/A:N 基本値: 4.3
  • HTTP ヘッダインジェクション (CWE-113) - CVE-2018-16181
    CVSS v3 CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/S:C/C:L/I:L/A:N 基本値: 6.1
    CVSS v2 AV:N/AC:M/Au:N/C:N/I:P/A:N 基本値: 4.3

想定される影響

想定される影響は各脆弱性により異なりますが、次のような影響を受ける可能性があります。

  • 当該製品を使用しているユーザのウェブブラウザ上で、任意のスクリプトを実行される - CVE-2018-16180
  • HTTP レスポンス分割攻撃によって、任意のスクリプトを実行されたり、Cookie に任意の値を設定されたりする - CVE-2018-16181

対策方法

アップデートする
開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートしてください。

ベンダ情報

ベンダ ステータス ステータス
最終更新日
ベンダの告知ページ
デジタルアーツ株式会社 該当製品あり 2018/12/07 デジタルアーツ株式会社 の告知ページ

参考情報

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

謝辞

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: 株式会社ラック 山崎 圭吾 氏

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE CVE-2018-16180
CVE-2018-16181
JVN iPedia JVNDB-2018-000129