公開日:2011/07/05 最終更新日:2011/07/05

JVN#47757122
Opera におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Opera には、サービス運用妨害 (DoS) の脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

  • Opera 11.50 より前のバージョン

詳細情報

Opera は、ウェブブラウザです。Opera には、エラーページの生成処理に起因するサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性が存在します。

想定される影響

細工されたウェブページにアクセスすることで、ハードディスクの空き容量が枯渇する可能性があります。

対策方法

アップデートする
開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートしてください。

参考情報

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

2011.07.05における脆弱性分析結果

評価尺度 攻撃成立条件 評価値
攻撃経路 インターネット経由からの攻撃が可能
認証レベル 匿名もしくは認証なしで攻撃が可能
攻撃成立に必要なユーザーの関与 リンクをクリックしたり、ファイルを閲覧するなどのユーザ動作で攻撃される
攻撃の難易度 ある程度の専門知識や運 (条件が揃う確率は高い) が必要
  • 中 - 高

各項目の詳しい説明

謝辞

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: Masahiro Yamada 氏

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE CVE-2011-1337
JVN iPedia JVNDB-2011-000049