JVN#50876069
Flash Player において任意の HTTP ヘッダが送信可能な脆弱性
Adobe が提供する Flash Player には、任意の HTTP ヘッダが送信可能な脆弱性が存在します。
- lash Player 7.0.70.0 およびそれ以前
- lash Player 8.0.35.0 およびそれ以前
- lash Player 9.0.48.0 およびそれ以前
詳しくはベンダが提供する情報をご確認ください。
Adobe が提供する Flash Player は、同社が提供する動画作成ソフトウェア Flash によって作成された ウェブコンテンツを見るためのプラグインです。
Flash Player には、任意の HTTP ヘッダが送信可能な脆弱性が存在します。
なお、本脆弱性は JVN#72595280 とは異なる問題です。
Flash Player が任意の HTTP ヘッダを送信できるため、細工されたフラッシュコンテンツをユーザが読み込んだ場合、HTTP ヘッダを元にセキュリティ対策を行っているウェブアプリケーションにおいて、そのセキュリティ対策が迂回される可能性があります。
アップデートする
Flash Player 8.x および Flash Player 9.x をお使いの場合:
ベンダが提供する情報をもとに最新版へアップデートしてください。
パッチを適用する
Flash Player 7.x をお使いの場合:
ベンダが提供するFlash Player update TechNoteに記載されている情報をもとにパッチを適応してください。
ベンダによると、Flash Player 7.x のセキュリティアップデートは、本アップデートを最後としサポート終了 に掲載されているアーカイブをご利用ください。
詳しくはベンダが提供する情報をご確認ください。
2007.12.12における脆弱性分析結果
評価尺度 | 攻撃成立条件 | 評価値 |
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攻撃経路 | インターネット経由からの攻撃が可能 |
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認証レベル | 匿名もしくは認証なしで攻撃が可能 |
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攻撃成立に必要なユーザーの関与 | リンクをクリックしたり、ファイルを閲覧するなどのユーザ動作で攻撃される |
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攻撃の難易度 | ある程度の専門知識や運 (条件が揃う確率は高い) が必要 |
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この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC がベンダとの調整を行いました。
報告者: 株式会社ユービーセキュア 杉山 俊春 氏
JPCERT 緊急報告 | |
JPCERT REPORT | |
CERT Advisory | |
CPNI Advisory | |
TRnotes | |
CVE |
CVE-2007-6245 |
JVN iPedia |
JVNDB-2007-000818 |