JVN#52168232
UNLHA32.DLL、UNARJ32.DLL、LHMelting および LMLzh32.DLL における DLL 読み込みに関する脆弱性

Micco が提供する UNLHA32.DLL、UNARJ32.DLL、LHMelting および LMLzh32.DLL には、DLL 読み込みに関する脆弱性が存在します。

CVE-2018-16189

• UNLHA32.DLL for Win32 Ver 3.00 よりも前のバージョン

• UNLHA32.DLL for Win32 Ver 2.67.1.2 およびそれ以前
• UNARJ32.DLL for Win32 Ver 1.10.1.25 およびそれ以前
• LHMelting for Win32 Ver 1.65.3.6 およびそれ以前
• LMLzh32.DLL Ver 2.67.1.2 およびそれ以前

Micco が提供する UNLHA32.DLL、UNARJ32.DLL、LHMelting および LMLzh32.DLL には、次の脆弱性が存在します。

• UNLHA32.DLL で作成された自己解凍書庫ファイルにおける DLL 読み込みに関する脆弱性 (CWE-427) - CVE-2018-16189

  CVSS v3	CVSS:3.0/AV:L/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H	基本値: 7.8
  CVSS v2	AV:N/AC:M/Au:N/C:P/I:P/A:P	基本値: 6.8

• 同一ディレクトリに存在する特定の DLL 読み込みに関する脆弱性 (CWE-427) - CVE-2018-16190

  CVSS v3	CVSS:3.0/AV:L/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H	基本値: 7.8
  CVSS v2	AV:N/AC:M/Au:N/C:P/I:P/A:P	基本値: 6.8

想定される影響は各脆弱性により異なりますが、次のような影響を受ける可能性があります。

• 自己解凍書庫ファイルを実行している権限で、任意のコードを実行される - CVE-2018-16189
• プログラムを実行している権限で、任意のコードを実行される - CVE-2018-16190

CVE-2018-16189 への対応:
UNLHA32.DLL をアップデートし、自己解凍書庫ファイルを作成しなおす
開発者が提供する情報をもとに、UNLHA32.DLL を使用している製品を最新版へアップデートし、自己解凍書庫ファイルを作成しなおしてください。

CVE-2018-16190 への対応:
アップデートする
開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートしてください。