公開日:2018/05/22 最終更新日:2018/05/22

JVN#52319657
サイボウズ メールワイズにおける複数のクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

サイボウズ メールワイズには複数のクロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

  • サイボウズ メールワイズ 5.0.0 から 5.4.1 まで

詳細情報

サイボウズ株式会社が提供するサイボウズ メールワイズには、次に挙げる複数のクロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。

  • 「メールの詳細画面」に格納型クロスサイトスクリプティングの脆弱性 (CWE-79) - CVE-2018-0557
    CVSS v3 CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/S:C/C:L/I:L/A:N 基本値: 6.1
    CVSS v2 AV:N/AC:M/Au:N/C:N/I:P/A:N 基本値: 4.3
  • 「システム設定」に関する反射型クロスサイトスクリプティングの脆弱性 (CWE-79) - CVE-2018-0558
    CVSS v3 CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/S:C/C:L/I:L/A:N 基本値: 6.1
    CVSS v2 AV:N/AC:H/Au:N/C:N/I:P/A:N 基本値: 2.6
  • 「アドレス帳」に関する反射型クロスサイトスクリプティングの脆弱性 (CWE-79) - CVE-2018-0559
    CVSS v3 CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/S:C/C:L/I:L/A:N 基本値: 6.1
    CVSS v2 AV:N/AC:H/Au:N/C:N/I:P/A:N 基本値: 2.6

想定される影響

当該製品にログインしているユーザのウェブブラウザ上で、任意のスクリプトを実行される可能性があります。

対策方法

アップデートする
開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートしてください。

ベンダ情報

ベンダ ステータス ステータス
最終更新日
ベンダの告知ページ
サイボウズ株式会社 該当製品あり 2018/05/22 サイボウズ株式会社 の告知ページ

参考情報

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

謝辞

この脆弱性情報は、次の方が開発者に報告し、製品利用者への周知を目的に開発者が JPCERT/CC に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
発見者: Masato Kinugawa 氏

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE CVE-2018-0557
CVE-2018-0558
CVE-2018-0559
JVN iPedia JVNDB-2018-000054