公開日:2012/01/20 最終更新日:2012/01/20

JVN#54779201
Oracle WebLogic Server におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

Oracle WebLogic Server には、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

  • Oracle WebLogic Server 9.2.4, 10.0.2, 10.3.3, 10.3.4, 10.3.5
詳しくは開発者が提供する情報をご確認ください。

詳細情報

Oracle WebLogic Server の管理コンソールには、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。

想定される影響

当該製品の管理コンソールにログインしているユーザのウェブブラザ上で、任意のスクリプトを実行される可能性があります。

対策方法

アップデートする
開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートしてください。

参考情報

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

2012.01.20における脆弱性分析結果

評価尺度 攻撃成立条件 評価値
攻撃経路 インターネット経由からの攻撃が可能
認証レベル 匿名もしくは認証なしで攻撃が可能
攻撃成立に必要なユーザーの関与 リンクをクリックしたり、ファイルを閲覧するなどのユーザ動作で攻撃される
攻撃の難易度 専門知識や運がなくとも攻撃可能

各項目の詳しい説明

謝辞

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: 滝澤峰利 氏

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE CVE-2012-0077
JVN iPedia JVNDB-2012-000007