公開日:2013/07/11 最終更新日:2013/07/11

JVN#68773685
AQUOSフォトプレーヤー HN-PP150 におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

AQUOSフォトプレーヤー HN-PP150 には、サービス運用妨害 (DoS) の脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

  • HN-PP150 V 1.03.01.04 およびそれ以前
開発者によると、姉妹機である HN-PP100 にはネットワーク機能がなく、本脆弱性の影響を受けないとのことです。

詳細情報

AQUOSフォトプレーヤー HN-PP150 には、通信におけるパケットの処理に問題があり、サービス運用妨害 (DoS) の脆弱性が存在します。

想定される影響

遠隔の第三者によって、AQUOSフォトプレーヤー HN-PP150 のネットワーク関係の機能を停止される可能性があります。

対策方法

アップデートする
開発者の提供する情報をもとに、ファームウェアを最新版にアップデートしてください。

参考情報

JPCERT/CCからの補足情報

本脆弱性対策情報の JVN 公表は、製品開発者が対応した時点から遅れ 2013/07/11 となりました。
迅速な JVN 公表を目指した 2010年度「情報システム等の脆弱性情報の取扱いに関する研究会」の提言を受け、2011年度より JPCERT/CC は新たな手順に従って製品開発者との調整を進めています。

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

2013.07.11における脆弱性分析結果

評価尺度 攻撃成立条件 評価値
攻撃経路 インターネット経由からの攻撃が可能
認証レベル 匿名もしくは認証なしで攻撃が可能
攻撃成立に必要なユーザーの関与 ユーザが何もしなくても脆弱性が攻撃される可能性がある
攻撃の難易度 ある程度の専門知識や運 (条件が揃う確率は高い) が必要
  • 中 - 高

各項目の詳しい説明

謝辞

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: 株式会社FFRI 松田 亜矢子 氏

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE CVE-2013-3655
JVN iPedia JVNDB-2013-000068