公開日:2022/01/12 最終更新日:2022/01/12

JVN#72788165
WordPress 用プラグイン Quiz And Survey Master における複数の脆弱性

概要

WordPress 用プラグイン Quiz And Survey Master には、複数の脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

  • Quiz And Survey Master 7.3.7 より前のバージョン

詳細情報

ExpressTech が提供する WordPress 用プラグイン Quiz And Survey Master には、次の複数の脆弱性が存在します。

  • クロスサイトリクエストフォージェリ (CWE-352) - CVE-2022-0180
    CVSS v3 CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:N/I:L/A:N 基本値: 4.3
    CVSS v2 AV:N/AC:H/Au:N/C:N/I:P/A:N 基本値: 2.6
  • 反射型クロスサイトスクリプティング (CWE-79) - CVE-2022-0181
    CVSS v3 CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/S:C/C:L/I:L/A:N 基本値: 6.1
    CVSS v2 AV:N/AC:H/Au:N/C:N/I:P/A:N 基本値: 2.6
  • 格納型クロスサイトスクリプティング (CWE-79) - CVE-2022-0182
    CVSS v3 CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:L/UI:R/S:C/C:L/I:L/A:N 基本値: 5.4
    CVSS v2 AV:N/AC:L/Au:S/C:N/I:P/A:N 基本値: 4.0

想定される影響

想定される影響は各脆弱性により異なりますが、次のような影響を受ける可能性があります。

  • 当該製品に管理者権限でログインしているユーザが、細工されたページにアクセスした場合、意図しない操作をさせられる - CVE-2022-0180
  • 当該製品に管理者権限でログインしているユーザのウェブブラウザ上で、任意のスクリプトを実行される - CVE-2022-0181
  • 当該製品を使用しているサイトにアクセスしているユーザのウェブブラウザ上で、任意のスクリプトを実行される - CVE-2022-0182

対策方法

アップデートする
開発者が提供する情報をもとに、最新版にアップデートしてください。

参考情報

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

謝辞

CVE-2022-0180、CVE-2022-0181
これらの脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: 末吉 大輝 氏

CVE-2022-0182
この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: 三井物産セキュアディレクション株式会社 荒牧 努 氏

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE CVE-2022-0180
CVE-2022-0181
CVE-2022-0182
JVN iPedia JVNDB-2022-000002