公開日:2024/05/30 最終更新日:2024/05/30

JVN#80506242
awkblogにおけるOSコマンドインジェクションの脆弱性

概要

Keisuke Nakayamaが提供するawkblogには、OSコマンドインジェクションの脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

  • awkblog v0.0.1(commit hash:7b761b192d0e0dc3eef0f30630e00ece01c8d552)およびそれ以前のバージョン

詳細情報

Keisuke Nakayamaが提供するawkblogには、OSコマンドインジェクション(CWE-78)の脆弱性が存在します。

想定される影響

悪意ある第三者によって細工されたHTTPリクエストを送信され、当該製品を実行するマシン上において、当該製品の権限で任意のOSコマンドを実行される可能性があります。

対策方法

パッチを適用する
開発者が提供する情報をもとにパッチを適用してください。
開発者は本脆弱性の対策として次のパッチをリリースしています。

  • awkblog v0.0.2(commit hash:13f62021258f7256f1567c4bb5fa6bddcfccde72)

ベンダ情報

ベンダ リンク
Keisuke Nakayama Command Injection Vulnerability in awkblog

参考情報

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

CVSS v3 CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
基本値: 9.8
攻撃元区分(AV) 物理 (P) ローカル (L) 隣接 (A) ネットワーク (N)
攻撃条件の複雑さ(AC) 高 (H) 低 (L)
必要な特権レベル(PR) 高 (H) 低 (L) 不要 (N)
ユーザ関与レベル(UI) 要 (R) 不要 (N)
スコープ(S) 変更なし (U) 変更あり (C)
機密性への影響(C) なし (N) 低 (L) 高 (H)
完全性への影響(I) なし (N) 低 (L) 高 (H)
可用性への影響(A) なし (N) 低 (L) 高 (H)

謝辞

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方がIPAに報告し、JPCERT/CCが開発者との調整を行いました。
報告者:株式会社ラック / ニューリジェンセキュリティ株式会社 山崎 圭吾 氏

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE CVE-2024-36360
JVN iPedia JVNDB-2024-000056