公開日:2018/07/12 最終更新日:2018/07/12

JVN#84825660
Aterm HC100RC における複数の脆弱性

概要

日本電気株式会社が提供する Aterm HC100RC には、複数の脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

  • HC100RCカメラ用ファームウェア Ver1.0.1 およびそれ以前

詳細情報

日本電気株式会社が提供する Aterm HC100RC には、次の複数の脆弱性が存在します。

  • OS コマンドインジェクション (CWE-78) - CVE-2018-0634, CVE-2018-0635, CVE-2018-0636, CVE-2018-0637, CVE-2018-0638, CVE-2018-0639
    CVSS v3 CVSS:3.0/AV:A/AC:L/PR:H/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H 基本値: 6.8
    CVSS v2 AV:A/AC:L/Au:S/C:P/I:P/A:P 基本値: 5.2
  • バッファオーバーフロー (CWE-119) - CVE-2018-0640, CVE-2018-0641
    CVSS v3 CVSS:3.0/AV:A/AC:L/PR:H/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H 基本値: 6.8
    CVSS v2 AV:A/AC:L/Au:S/C:P/I:P/A:P 基本値: 5.2

想定される影響

想定される影響は各脆弱性により異なりますが、当該製品に管理者権限でアクセス可能なユーザによって、次のような影響を受ける可能性があります。

  • 任意の OS コマンドを実行される - CVE-2018-0634, CVE-2018-0635, CVE-2018-0636, CVE-2018-0637, CVE-2018-0638, CVE-2018-0639
  • 任意のコードを実行される - CVE-2018-0640, CVE-2018-0641

対策方法

アップデートする
開発者が提供する情報をもとに、ファームウェアを最新版へアップデートしてください。

ベンダ情報

ベンダ ステータス ステータス
最終更新日
ベンダの告知ページ
日本電気株式会社 該当製品あり 2018/07/12

参考情報

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

謝辞

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: 三井物産セキュアディレクション株式会社 塚本 泰三 氏

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE CVE-2018-0634
CVE-2018-0635
CVE-2018-0636
CVE-2018-0637
CVE-2018-0638
CVE-2018-0639
CVE-2018-0640
CVE-2018-0641
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