公開日:2022/10/25 最終更新日:2022/10/25

JVN#86350682
SHIRASAGI における複数の脆弱性

概要

SHIRASAGI には、複数の脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

CVE-2022-43479

  • SHIRASAGI v1.14.4 から v1.15.0
CVE-2022-43499
  • SHIRASAGI v1.16.2 より前のバージョン

詳細情報

SHIRASAGI Project が提供する SHIRASAGI には、次の複数の脆弱性が存在します。

  • オープンリダイレクト (CWE-601) - CVE-2022-43479
    CVSS v3 CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/S:C/C:N/I:L/A:N 基本値: 4.7
    CVSS v2 AV:N/AC:M/Au:N/C:N/I:P/A:N 基本値: 4.3
  • 格納型クロスサイトスクリプティング (CWE-79) - CVE-2022-43499
    CVSS v3 CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:H/UI:R/S:C/C:L/I:L/A:N 基本値: 4.8
    CVSS v2 AV:N/AC:M/Au:S/C:N/I:P/A:N 基本値: 3.5

想定される影響

想定される影響は各脆弱性により異なりますが、次のような影響を受ける可能性があります。

  • 当該製品ユーザが任意のウェブサイトにリダイレクトされ、結果としてフィッシングなどの被害にあう - CVE-2022-43479
  • 当該製品に管理者権限でログインしているユーザのウェブブラウザ上で、任意のスクリプトを実行される - CVE-2022-43499

対策方法

アップデートする
開発者が提供する情報をもとに、最新版にアップデートしてください。
当該脆弱性は、次のバージョンで修正されています。

  • CVE-2022-43479:SHIRASAGI v1.16.0
  • CVE-2022-43499:SHIRASAGI v1.16.2
詳細は、開発者が提供する情報をご確認ください

参考情報

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

謝辞

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: 株式会社ブロードバンドセキュリティ 志賀 拓馬 氏

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE CVE-2022-43479
CVE-2022-43499
JVN iPedia JVNDB-2022-000083