公開日:2019/10/07 最終更新日:2019/10/07

JVN#95875796
DBA-1510P における複数の OS コマンドインジェクションの脆弱性

概要

DBA-1510P には複数の OS コマンドインジェクションの脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

  • DBA-1510P ファームウェア 1.70b009 およびそれ以前

詳細情報

ディーリンクジャパン株式会社が提供する DBA-1510P には、次の複数の OS コマンドインジェクションの脆弱性が存在します。

  • コマンドラインインタフェースにおける OS コマンドインジェクション (CWE-78) - CVE-2019-6013
    CVSS v3 CVSS:3.0/AV:P/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H 基本値: 6.6
    CVSS v2 AV:L/AC:L/Au:S/C:P/I:P/A:P 基本値: 4.3
  • 管理画面における OS コマンドインジェクション (CWE-78) - CVE-2019-6014
    CVSS v3 CVSS:3.0/AV:A/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H 基本値: 8.8
    CVSS v2 AV:A/AC:L/Au:N/C:P/I:P/A:P 基本値: 5.8

想定される影響

想定される影響は各脆弱性により異なりますが、次のような影響を受ける可能性があります。

  • 当該製品のコマンドラインインタフェースにログイン可能なユーザによって、任意の OS コマンドを実行される - CVE-2019-6013
  • 当該製品の管理画面にアクセス可能なユーザによって、任意の OS コマンドを実行される - CVE-2019-6014

対策方法

アップデートする
開発者が提供する情報をもとに、ファームウェアを最新版へアップデートしてください。

ベンダ情報

ベンダ ステータス ステータス
最終更新日
ベンダの告知ページ
ディーリンクジャパン株式会社 該当製品あり 2019/10/07 ディーリンクジャパン株式会社 の告知ページ

参考情報

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

謝辞

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: ココン株式会社 技術研究室 佐藤勝彦(goroh_kun) 氏

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE CVE-2019-6013
CVE-2019-6014
JVN iPedia JVNDB-2019-000062