公開日:2020/05/19 最終更新日:2020/06/25
JVN#96646182
パナソニック Video Insight VMS において任意のコードが実行可能な脆弱性
パナソニック株式会社が提供する Video Insight VMS には、任意のコード実行が可能な脆弱性が存在します。
- Video Insight VMS 7.6.1 より前のバージョン
詳しくは、開発者が提供する情報をご確認ください。
【2020/06/25 追記】
本件を2020年5月19日に公表した時点では、影響を受ける製品のバージョンは 7.5 およびそれ以前としていましたが、その後製品開発者が確認したところ、修正不十分であったことが判明し、改めて修正版となる 7.6.1 がリリースされました。
パナソニック株式会社が提供する Video Insight VMS は、映像セキュリティシステム向けの管理ソフトウェアです。
Video Insight VMS には、任意のコード実行が可能な脆弱性 (CWE-94) が存在します。
第三者によって、当該製品がインストールされているサーバ上で任意のコードを実行される可能性があります。
アップデートする
開発者が提供する情報をもとに、最新版にアップデートしてください。
【2020/06/25 追記】
本件を2020年5月19日に公表した時点では、影響を受ける製品のバージョンは 7.5 およびそれ以前としていましたが、その後製品開発者が確認したところ、修正不十分であったことが判明し、改めて修正版となる 7.6.1 がリリースされました。
ベンダ | リンク |
パナソニック株式会社 | Release Notes –Video Insight IP Server 7.6.1 Maintenance Release |
Download |
CVSS v3
CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
基本値:
9.8
攻撃元区分(AV) | 物理 (P) | ローカル (L) | 隣接 (A) | ネットワーク (N) |
---|---|---|---|---|
攻撃条件の複雑さ(AC) | 高 (H) | 低 (L) | ||
必要な特権レベル(PR) | 高 (H) | 低 (L) | 不要 (N) | |
ユーザ関与レベル(UI) | 要 (R) | 不要 (N) | ||
スコープ(S) | 変更なし (U) | 変更あり (C) | ||
機密性への影響(C) | なし (N) | 低 (L) | 高 (H) | |
完全性への影響(I) | なし (N) | 低 (L) | 高 (H) | |
可用性への影響(A) | なし (N) | 低 (L) | 高 (H) |
CVSS v2
AV:N/AC:L/Au:N/C:P/I:P/A:P
基本値:
7.5
攻撃元区分(AV) | ローカル (L) | 隣接 (A) | ネットワーク (N) |
---|---|---|---|
攻撃条件の複雑さ(AC) | 高 (H) | 中 (M) | 低 (L) |
攻撃前の認証要否(Au) | 複数 (M) | 単一 (S) | 不要 (N) |
機密性への影響(C) | なし (N) | 部分的 (P) | 全面的 (C) |
完全性への影響(I) | なし (N) | 部分的 (P) | 全面的 (C) |
可用性への影響(A) | なし (N) | 部分的 (P) | 全面的 (C) |
この脆弱性情報は、製品利用者への周知を目的に、開発者が JPCERT/CC に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
JPCERT 緊急報告 |
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JPCERT REPORT |
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CERT Advisory |
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CPNI Advisory |
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TRnotes |
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CVE |
CVE-2019-5997 |
JVN iPedia |
JVNDB-2020-000032 |
- 2020/06/25
- 【影響を受けるシステム】、【対策方法】、【ベンダ情報】を修正しました。