公開日:2004/10/28 最終更新日:2005/08/16

JVN#E59B594B
鶴亀メールにおけるS/MIMEの署名検証に脆弱性

概要

鶴亀メールにおけるS/MIMEの署名検証に以下の脆弱性が確認されています。
S/MIMEの署名検証で証明書パスが検証されない。
S/MIMEの署名検証で証明書の有効期限が検証されない。

影響を受けるシステム

  • 鶴亀メール v4.00 未満

    ※「鶴亀メール」は、2005/08/10 より ソフトウェア名を「秀丸メール」と名称変更しました。

詳細情報

想定される影響

自己署名証明書によって生成できる任意のメールアドレスを詐称する証明書でS/MIME署名されたメールを受信しても、受信者は詐称メールであることに気づかない可能性があります。

対策方法

ベンダ情報

ベンダ ステータス ステータス
最終更新日
ベンダの告知ページ
サイトー企画 該当製品あり 2004/12/16

参考情報

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

謝辞

本脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき
下記の方がIPAに報告し、JPCERT/CCがベンダおよびCERT/CCとの調整を行いました。
報告者: 高木浩光氏

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE
JVN iPedia