公開日:2013/02/21 最終更新日:2015/10/21
JVNTA13-051A
Oracle Java に複数の脆弱性
緊急
Oracle Java には、複数の脆弱性が存在します。
以下の製品を含む、Oracle Java を使用しているウェブブラウザ等のシステム
- Java Platform Standard Edition 7 (Java SE 7) Update 15 より前のバージョン
- Java SE Development Kit (JDK 7) Update 15 より前のバージョン
- Java SE Runtime Environment (JRE 7) Update 15 より前のバージョン
Oracle Java には、Java のサンドボックスを回避され、任意のコードが実行可能な脆弱性が存在します。
なお、本脆弱性を使用した攻撃が観測されています。
細工された Java アプレットが埋め込まれたウェブページや、Java Network Launching Protocol (JNLP) ファイルを開くことで、任意のコードが実行される可能性があります。
Java サーバアプリケーションの場合、細工されたファイルを処理することで、任意のコードが実行される可能性があります。
また、スタンドアロンの Java アプリケーションも、本脆弱性の影響を受ける可能性があります。
アップデートする
開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートしてください。
ワークアラウンドを実施する
以下の回避策を適用することで、本脆弱性の影響を軽減することが可能です。
- ウェブブラウザの Java プラグインを無効にする
2013.02.21における脆弱性分析結果 緊急
評価尺度 | 攻撃成立条件 | 評価値 |
---|---|---|
攻撃経路 | インターネット経由からの攻撃が可能 |
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認証レベル | 匿名もしくは認証なしで攻撃が可能 |
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攻撃成立に必要なユーザーの関与 | リンクをクリックしたり、ファイルを閲覧するなどのユーザ動作で攻撃される |
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攻撃の難易度 | 専門知識や運がなくとも攻撃可能 |
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JPCERT 緊急報告 |
JPCERT-AT-2013-0011 2013年2月 Oracle Java SE のクリティカルパッチアップデート (定例) に関する注意喚起 |
JPCERT REPORT | |
CERT Advisory | |
CPNI Advisory | |
TRnotes | |
CVE |
CVE-2013-0169 |
CVE-2013-1484 |
|
CVE-2013-1485 |
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CVE-2013-1486 |
|
CVE-2013-1487 |
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JVN iPedia |
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- 2013/02/28
- ベンダ情報に富士通のリンクを追加しました。
- 2015/10/21
- ベンダ情報を更新しました