公開日:2013/03/06 最終更新日:2015/10/21
JVNTA13-064A
Oracle Java に複数の脆弱性
緊急
Oracle Java には、複数の脆弱性が存在します。
以下の製品を含む、Oracle Java を使用しているウェブブラウザ等のシステム
- Java Platform Standard Edition 7 (Java SE 7)
- Java Platform Standard Edition 6 (Java SE 6)
- Java Platform Standard Edition 5 (Java SE 5)
- Java SE Development Kit 7 (JDK 7)
- Java SE Development Kit 6 (JDK 6)
- Java SE Development Kit 5 (JDK 5)
- Java SE Runtime Environment 7 (JRE 7)
- Java SE Runtime Environment 6 (JRE 6)
- Java SE Runtime Environment 5 (JRE 5)
- OpenJDK 6 および 6u
- IcedTea 1.x (IcedTea6 1.x)
Oracle Java には、Java のサンドボックスを回避され、任意のコードが実行可能な脆弱性が存在します。
なお、本脆弱性を使用した攻撃コードが公開されており、攻撃も観測されています。
細工された Java アプレットが埋め込まれたウェブページや、Java Network Launching Protocol (JNLP) ファイルを開くことで、任意のコードが実行される可能性があります。
アップデートする
開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートしてください。
開発者が公表している Oracle Security Alert for CVE-2013-1493 には、Java 7 Update 17 (7u17) および Java 6 Update 43 において、本脆弱性 (CVE-2013-1493) とともに、および脅威の高い別の脆弱性 (CVE-2013-0809) が修正されている、と記載されています。
ワークアラウンドを実施する
以下の回避策を適用することで、本脆弱性の影響を軽減することが可能です。
また、本ワークアラウンドは、今後新たに Java の脆弱性が発見された場合においても、脆弱性の影響を軽減できる可能性があります。
- ウェブブラウザの Java プラグインを無効にする
2013.03.06における脆弱性分析結果 緊急
評価尺度 | 攻撃成立条件 | 評価値 |
---|---|---|
攻撃経路 | インターネット経由からの攻撃が可能 |
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認証レベル | 匿名もしくは認証なしで攻撃が可能 |
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攻撃成立に必要なユーザーの関与 | リンクをクリックしたり、ファイルを閲覧するなどのユーザ動作で攻撃される |
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攻撃の難易度 | 専門知識や運がなくとも攻撃可能 |
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JPCERT 緊急報告 |
JPCERT-AT-2013-0014 2013年3月 Oracle Java SE のクリティカルパッチアップデートに関する注意喚起 |
JPCERT REPORT |
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CERT Advisory |
US-CERT Alert (TA13-064A) Oracle Java Contains Multiple Vulnerabilities |
CPNI Advisory |
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TRnotes |
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CVE |
CVE-2013-1493 |
JVN iPedia |
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- 2013/03/07
- ベンダ情報に富士通のリンクを追加しました。
- 2015/10/21
- ベンダ情報を更新しました