公開日:2011/04/13 最終更新日:2011/04/22
JVNVU#230057
Adobe Flash Player に脆弱性
緊急
Adobe Flash Player には、任意のコードを実行可能な脆弱性が存在します。
次の Adobe Flash Player
- Adobe Flash Player 10.2.153.1 およびそれ以前の Windows 版、Macintosh 版、Linux 版、Solaris 版
- Adobe Flash Player 10.2.154.25 およびそれ以前の Google Chrome 版
- Adobe Flash Player 10.2.156.11 およびそれ以前の Android 版
- Adobe Reader X (10.0.2) およびそれ以前の 10.x, 9.x の Windows 版、Macintosh 版
- Adobe Acrobat X (10.0.2) およびそれ以前の 10.x, 9.x の Windows 版、Macintosh 版
- UNIX 版 Adobe Reader 9.x
- Android 版 Adobe Reader
- Adobe Reader 8.x
- Adobe Acrobat 8.x
Adobe Flash Player には、メモリ破損の脆弱性が存在し、任意のコードを実行される可能性があります。
なお、本脆弱性を使用した攻撃活動が確認されています。
細工された Flash コンテンツの埋め込まれたドキュメントを閲覧することで、任意のコードを実行される可能性があります。
アップデートする
Adobe が提供する情報をもとに最新版へアップデートしてください。
なお、Windows 版の Adobe Reader X のアップデートは、2011年6月14日に公開予定とのことです。
ワークアラウンドを実施する
以下の回避策を適用することで、本脆弱性の影響を軽減することが可能です。詳しくは、Vulneability Note VU#230057 をご確認ください。
- Enhanced Mitigation Experience Toolkit (EMET) を利用する
- ウェブブラウザで Flash を無効にする
- Adobe Reader および Acrobat で Flash と 3D & Multimedia サポートを無効にする
サポートを無効にするには、特定のファイルをリネームまたは削除する必要があります。 - ウェブブラウザ上での PDF ファイルの自動表示を無効にする
PDF の自動表示を無効にする設定方法は、ウェブブラウザにより異なります。 - Adobe Reader および Acrobat で JavaScript を無効にする
- 不審な PDF ファイルを開かない
不審なメールに添付されている PDF ファイルを開いたり、不審なウェブサイトに掲載されている PDF ファイルを開いたりしないようにする。
-
US-CERT Vulnerability Note VU#230057
Adobe Flash Player contains unspecified code execution vulnerability
JPCERT 緊急報告 |
JPCERT-AT-2011-0009 Adobe Flash Player の脆弱性に関する注意喚起 |
JPCERT REPORT |
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CERT Advisory |
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CPNI Advisory |
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TRnotes |
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CVE |
CVE-2011-0611 |
JVN iPedia |
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- 2011/04/14
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