公開日:2011/06/16 最終更新日:2011/06/16
JVNVU#264729
Adobe Reader および Acrobat にメモリ破損の脆弱性
Adobe Reader および Acrobat には、メモリ破損の脆弱性が存在します。
- Adobe Reader X (10.0.1) およびそれ以前の Windows 版
- Adobe Reader X (10.0.3) およびそれ以前の Macintosh 版
- Adobe Reader 9.4.4 およびそれ以前の Macintosh 版
- Adobe Reader 8.2.6 およびそれ以前の Macintosh 版
- Adobe Acrobat X (10.0.3) およびそれ以前の Windows 版、Macintosh 版
- Adobe Acrobat 9.4.4 およびそれ以前の Windows 版、Macintosh 版
- Adobe Acrobat 8.2.6 およびそれ以前の Windows 版、Macintosh 版
Adobe Reader および Acrobat の、フォント解析処理にはメモリ破損の脆弱性が存在します。
細工された PDF ドキュメントを閲覧することで、任意のコードを実行される可能性があります。
アップデートする
Adobe が提供する情報をもとに最新版へアップデートしてください。
詳細は、開発者が提供する情報をご確認ください。
ワークアラウンドを実施する
以下の回避策を適用することで、本脆弱性の影響を軽減することが可能です。
- Enhanced Mitigation Experience Toolkit (EMET) を利用する
- Adobe Reader および Acrobat でJavaScript を無効にする
- ウェブブラウザ上での PDF ファイルの自動表示を無効にする
PDF の自動表示を無効にする設定方法は、ウェブブラウザにより異なります。 - 不審な PDF ファイルを開かない
不審なメールに添付されている PDF ファイルや、不審なウェブサイトに掲載されている PDF ファイルを開かないようにする。
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US-CERT Vulnerability Note VU#264729
Adobe Reader and Acrobat font memory corruption vulnerability
JPCERT 緊急報告 |
JPCERT-AT-2011-0017 Adobe Reader 及び Acrobat の脆弱性に関する注意喚起 |
JPCERT REPORT |
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CERT Advisory |
Technical Cyber Security Alert TA11-166A Adobe Updates for Multiple Vulnerabilities |
CPNI Advisory |
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TRnotes |
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CVE |
CVE-2011-2105 |
JVN iPedia |
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