公開日:2012/08/24 最終更新日:2012/08/24

JVNVU#318779
Websense Content Gateway にクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

Websense Content Gateway には、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

  • Websense Content Gateway

詳細情報

Websense Content Gateway には、ログインした後のページにおいて "menu" と "item" のパラメータの処理に問題があるため、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。

想定される影響

ユーザのウェブブラウザ上で任意のスクリプトを実行される可能性があります。結果として、サービス運用妨害(DoS)攻撃、情報漏えい、権限昇格などが行われる可能性があります。

対策方法

2012年8月24日現在、対策方法はありません。

開発者によると、2012年12月に、本脆弱性に対応したバージョン 7.7.3 を公開する予定とのことです。

ワークアラウンドを実施する
対策版が公開されるまでの間、以下の回避策を適用することで本脆弱性の影響を軽減することが可能です。

  • パスワードは定期的に変更する
  • 製品利用中、不用意にインターネットでの情報を閲覧しない

ベンダ情報

ベンダ リンク
Websense, Inc. Websense Content Gateway

参考情報

  1. US-CERT Vulnerability Note VU#318779
    Websense Content Gateway XSS vulnerabilities

JPCERT/CCからの補足情報


JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

謝辞

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE CVE-2012-2984
JVN iPedia