公開日:2007/10/09 最終更新日:2015/10/21

JVNVU#336105
JRE (Java Runtime Environment) に遠隔の第三者がネットワークリソースへ接続可能な脆弱性
緊急

概要

JRE (Java Runtime Environment) には、ユーザがダウンロードしたアプレットを経由して、遠隔の第三者がネットワークリソースへ接続可能な脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

  • JDK and JRE 6 Update 2 およびそれ以前
  • JDK and JRE 5.0 Update 12 およびそれ以前
  • SDK and JRE 1.4.2_15 およびそれ以前
  • SDK and JRE 1.3.1_20 およびそれ以前

詳細情報

JRE (Java Runtime Environment) には、ユーザがダウンロードしたアプレットを経由して、遠隔の第三者がネットワークリソースへ接続可能な脆弱性が存在します。

想定される影響

遠隔の第三者によって通常は許可されていないウェブページやサービスへ接続されてしまう可能性があります。

対策方法

アップデートする
Sun が提供する情報をもとに最新版へアップデートする。

ベンダ情報

ベンダ ステータス ステータス
最終更新日
ベンダの告知ページ
富士通株式会社 該当製品あり 2015/10/13

参考情報

  1. US-CERT Vulnerability Note VU#336105
    Sun Java JRE vulnerable to unauthorized network access

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

2007.10.09における脆弱性分析結果  緊急

評価尺度 攻撃成立条件 評価値
攻撃経路 インターネット経由からの攻撃が可能
認証レベル 匿名もしくは認証なしで攻撃が可能
攻撃成立に必要なユーザーの関与 リンクをクリックしたり、ファイルを閲覧するなどのユーザ動作で攻撃される
攻撃の難易度 専門知識や運 (条件が揃う確率は中程度) が必要
  • 低 - 中

各項目の詳しい説明

謝辞

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE CVE-2007-5232
JVN iPedia

更新履歴

2007/10/18
富士通の JVNVU#336105への対応が更新されました。
2014/10/27
富士通株式会社のベンダステータスが更新されました
2015/10/21
富士通株式会社のベンダステータスが更新されました