公開日:2009/11/25 最終更新日:2010/05/21
JVNVU#515749
Microsoft Internet Explorer に脆弱性
緊急
Microsoft Internet Explorer には、CSS の Style オブジェクトの参照に起因する脆弱性が存在します。
- Microsoft Internet Explorer 6
- Microsoft Internet Explorer 7
なお、Microsoft Internet Explorer 8 および Microsoft Internet Explorer 5.01 Service Pack 4 は、本脆弱性の影響を受けません。
Microsoft Internet Explorer には、CSS の Style オブジェクトの参照に起因する脆弱性が存在します。
詳しくは、マイクロソフトセキュリティアドバイザリ(977981) を参照してください。
細工された HTML ドキュメントを閲覧した場合に、ユーザの権限で任意のコードを実行される可能性があります。
2009年11月25日現在、対策方法はありません。
ワークアラウンドを実施する
対策版が公開されるまでの間、以下の回避策を適用することで、本脆弱性の影響を軽減することが可能です。
- アクティブスクリプトを無効にする
- DEP (Data Execution Prevention) を有効にする
ベンダ | リンク |
Microsoft | マイクロソフト セキュリティ アドバイザリ(977981) |
Microsoft Security Advisory (977981) |
-
US-CERT Vulnerability Note VU#515749
Microsoft Internet Explorer CSS style element vulnerability
2009.11.25における脆弱性分析結果 緊急
評価尺度 | 攻撃成立条件 | 評価値 |
---|---|---|
攻撃経路 | インターネット経由からの攻撃が可能 |
|
認証レベル | 匿名もしくは認証なしで攻撃が可能 |
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攻撃成立に必要なユーザーの関与 | リンクをクリックしたり、ファイルを閲覧するなどのユーザ動作で攻撃される |
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攻撃の難易度 | 専門知識や運がなくとも攻撃可能 |
|
JPCERT 緊急報告 | |
JPCERT REPORT | |
CERT Advisory | |
CPNI Advisory | |
TRnotes | |
CVE |
CVE-2009-3672 |
JVN iPedia |
JVNDB-2009-002408 |
- 2009/11/26
- 関連文書の CVE のリンクを更新しました。
- 2010/05/21
- 関連文書に JVN iPedia へのリンクを追加しました。