公開日:2009/02/10 最終更新日:2009/06/26

JVNVU#882619
Rockwell Automation ControlLogix 1756-ENBT/A EtherNet/IP Bridge にクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

Rockwell Automation ControlLogix 1756-ENBT/A EtherNet/IP Bridge のウェブインターフェース管理画面にはクロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

  • Rockwell Logix Automation ControlLogix 1756-ENBT/A EtherNet/IP Bridge

詳しくはベンダの提供する情報をご確認ください。

詳細情報

Rockwell Logix Automation ControlLogix 1756-ENBT/A EtherNet/IP Bridge は、ログファイルやステータス情報を表示する際にウェブインタフェースを使用します。このウェブインタフェースには、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。

想定される影響

ユーザのブラウザ上で任意のスクリプトが実行される可能性があります。結果として、データの偽造やユーザが意図しないサイトへ誘導されるなどの可能性があります。

対策方法

2009年2月10日現在対策方法はありません。なお、以下の回避策によって影響を軽減することができる可能性があります。

リモートアクセスを許可しない
オペレータ向けのコンピュータをインターネットに接続させないことで攻撃を軽減することができます。安全なネットワーク構成に関する情報に関しては Rockwell 社の Reference Architectures for Manufacturing を確認してください。

参考情報

  1. US-CERT Vulnerability Note VU#882619
    Rockwell Automation ControlLogix 1756-ENBT/A EtherNet/IP Bridge cross-site scripting vulnerability

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

謝辞

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE
JVN iPedia JVNDB-2009-001051

更新履歴

2009/06/26
関連文書に JVN iPedia へのリンクを追加しました。