公開日:2020/10/14 最終更新日:2020/10/14

JVNVU#90263580
Intel 製 BlueZ に複数の脆弱性

概要

Intel が提供する BlueZ には、複数の脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

  • BlueZ をサポートする Linux Kernel 5.9 より前のすべてのバージョン

詳細情報

Intel が提供する BlueZ には、次の複数の脆弱性が存在します。 

  • 不適切な入力検証 - CVE-2020-12351
    CVSS v3 CVSS:3.1/AV:A/AC:H/PR:N/UI:N/S:C/C:H/I:H/A:H 基本値: 8.3
  • 不適切なアクセス制御 - CVE-2020-12352
    CVSS v3 CVSS:3.1/AV:A/AC:H/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:N/A:N 基本値: 5.3
  • 不適切なバッファー制限 - CVE-2020-24490
    CVSS v3 CVSS:3.1/AV:A/AC:H/PR:N/UI:N/S:U/C:N/I:N/A:H 基本値: 5.3

想定される影響

想定される影響は各脆弱性により異なりますが、次のような影響を受ける可能性があります。 
  • 隣接するネットワーク上の第三者によって、認証不要で権限昇格が行われる。 - CVE-2020-12351
  • 隣接するネットワーク上の第三者によって、認証不要で情報漏洩が行われる。 - CVE-2020-12352
  • 隣接するネットワーク上の第三者によって、認証不要でサービス運用妨害 (DoS) 状態にされる。 - CVE-2020-24490

対策方法

アップデートする
開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートしてください。
 
ワークアラウンドを実施する
開発者は、下記の kernel fixes の適用を推奨しています。

ベンダ情報

ベンダ リンク
Intel BlueZ Advisory

参考情報

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

謝辞

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE CVE-2020-12351
CVE-2020-12352
CVE-2020-24490
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