公開日:2020/10/27 最終更新日:2020/10/27
JVNVU#90376567
Macrium Software 製 Macrium Reflect に権限昇格の脆弱性
Macrium Software 製 Macrium Reflect には、権限昇格の脆弱性があります。
- Macrium Reflect v7.3.5281 より前のバージョン
Macrium Reflect は、OpenSSL コンポーネントを配置するためのフォルダを環境変数 OPENSSLDIR によって C:\openssl\ として指定しています。このフォルダは一般ユーザの権限で書き込みが可能ですが、当該製品においては SYSTEM 権限でプログラムが起動されるため、細工された openssl.cnf を配置されることにより、SYSTEM 権限で任意のコードを実行してしまう可能性があります。
当該製品がインストールされている Windows システムにおいて、SYSTEM 権限で任意のコードを実行される可能性があります。
アップデートする
開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートしてください。
ベンダ | リンク |
Macrium Software | Macrium Reflect v7.3.5281 |
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CERT/CC Vulnerability Note VU#760767
Macrium Reflect is vulnerable to privilege escalation due to OPENSSLDIR location
JPCERT 緊急報告 |
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JPCERT REPORT |
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CERT Advisory |
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CPNI Advisory |
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TRnotes |
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CVE |
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JVN iPedia |
CVE-2020-10143 |
- 2020/10/27
- 記載内容に誤りがあったため更新しました。