公開日:2022/09/28 最終更新日:2022/09/28

JVNVU#90707671
複数のHitachi Energy製品における複数の脆弱性

概要

Hitachi Energyが提供する複数の製品には、複数の脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

CVE-2020-6994

  • AFS660/AFS665 Releases 7.0.02およびそれ以前
CVE-2021-4034、CVE-2022-0492
  • Lumada APM Edge Version 1.0、2.0、3.0、4.0

詳細情報

Hitachi Energyが提供する複数の製品には、次の複数の脆弱性が存在します。

  • 不適切な入力確認 (CWE-20) - CVE-2020-6994
  • 境界外書き込み (CWE-787) - CVE-2021-4034
  • 不適切な認証 (CWE-287) - CVE-2022-0492

想定される影響

脆弱性を悪用された場合、次のような影響を受ける可能性があります。

  • 遠隔の第三者によって、細工されたHTTPリクエストを送信され、デバイスを完全に制御される - CVE-2020-6994
  • ローカルユーザによって、Linuxシステム上でroot権限を取得される - CVE-2021-4034
  • ローカルユーザによって、特定条件下でcgroups v1 release_agent機能を使用され、その結果、権限昇格され、ネームスペースによる制限を回避される - CVE-2022-0492

対策方法

アップデートする
開発者は、アップデートを提供しています。

ワークアラウンドを実施する
開発者は、ワークアラウンドの適用を推奨しています。

詳細は、開発者が提供する情報をご確認ください。

参考情報

  1. ICS Advisory (ICSA-22-270-01)
    Hitachi Energy AFS660/AFS665
  2. ICS Advisory (ICSA-22-270-02)
    Hitachi Energy APM Edge

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

謝辞

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
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