公開日:2022/08/22 最終更新日:2022/08/22
JVNVU#90821877
ユニモテクノロジー製デジタルビデオレコーダにおける重要な機能に対する認証の欠如の脆弱性
ユニモテクノロジー株式会社が提供する複数のデジタルビデオレコーダ製品には、重要な機能に対する認証の欠如の脆弱性が存在します。
- UDR-JA1004/JA1008/JA1016 ファームウェアバージョン v1.0.20.13およびそれ以前
- UDR-JA1016 ファームウェアバージョン v2.0.20.13およびそれ以前
ユニモテクノロジー株式会社が提供する複数のデジタルビデオレコーダ製品には、機器管理用のWebインターフェイスにおいて、重要な機能に対する認証の欠如 (CWE-306) の脆弱性が存在します。
なお本件の報告者によると、本脆弱性を悪用した攻撃が確認されているとのことです。
遠隔の第三者が細工したリクエストをWebインターフェイスに送付することで、当該製品上で認証なく任意のOSコマンドを実行される可能性があります。
アップデートする
開発者が提供する情報をもとに、ファームウェアを最新版にアップデートしてください。
本脆弱性はファームウェアバージョン v1.0.21.0およびv2.0.21.0で修正されています。
ベンダ | リンク |
ユニモテクノロジー株式会社 | お知らせ UDR-JA1004/JA1008/JA1016 ファームウエアを更新しました |
CVSS v3
CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
基本値:
9.8
攻撃元区分(AV) | 物理 (P) | ローカル (L) | 隣接 (A) | ネットワーク (N) |
---|---|---|---|---|
攻撃条件の複雑さ(AC) | 高 (H) | 低 (L) | ||
必要な特権レベル(PR) | 高 (H) | 低 (L) | 不要 (N) | |
ユーザ関与レベル(UI) | 要 (R) | 不要 (N) | ||
スコープ(S) | 変更なし (U) | 変更あり (C) | ||
機密性への影響(C) | なし (N) | 低 (L) | 高 (H) | |
完全性への影響(I) | なし (N) | 低 (L) | 高 (H) | |
可用性への影響(A) | なし (N) | 低 (L) | 高 (H) |
この脆弱性情報は、次の方が製品開発者に直接報告し、製品開発者との調整を経て、製品利用者への周知を目的に JVN での公表に至りました。
報告者: 情報通信研究機構 サイバーセキュリティ研究所 森好樹 氏、丑丸逸人 氏、久保正樹 氏
JPCERT 緊急報告 |
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JPCERT REPORT |
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CERT Advisory |
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CPNI Advisory |
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TRnotes |
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CVE |
CVE-2022-35733 |
JVN iPedia |
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