公開日:2022/06/29 最終更新日:2022/06/29
JVNVU#90826229
複数のMotorola Solutions製品における複数の脆弱性
Motorola Solutionsが提供する複数の製品には、複数の脆弱性が存在します。
CVE-2022-30276
- MOSCAD IP gateway (IPGW)すべてのバージョン
- ACE IP gateway (CPU 4600)すべてのバージョン
- Motorola Solutions MDLCプロトコルパーサー バージョン4.80.0024、4.82.004、および4.83.001
- Motorola Solutions ACE1000 すべてのバージョン
Motorola Solutionsが提供する複数の製品には、複数の脆弱性が存在します。
- 重要な機能に対する認証の欠如(CWE-306) - CVE-2022-30276
- 非推奨暗号アルゴリズムの使用(CWE-327) - CVE-2022-30273
- 認証情報の平文保存(CWE-256) - CVE-2022-30275
- ハードコードされた暗号鍵の使用(CWE-321) - CVE-2022-30271、CVE-2022-30274
- ハードコードされた認証情報の使用(CWE-798) - CVE-2022-30270
- データの信頼性確認が不十分(CWE-345) - CVE-2022-30269、CVE-2022-30272
脆弱性を悪用された場合、次のような影響を受ける可能性があります。
- 遠隔の第三者によって、脆弱性のあるポートにアクセスされ、RTUの設定やロジックアプリケーションの操作などをされる - CVE-2022-30276
- 遠隔の第三者によって、メッセージの操作や、MDLCプロトコルパーサーのメモリを破損される - CVE-2022-30273
- 遠隔の第三者によって、
wmdlcdrv.ini
ファイルに平文保存されているパスワードを悪用される - CVE-2022-30275 - 遠隔の第三者によって、ハードコードされたSSH秘密鍵を悪用され、リモートでコードを実行したり、構成を変更したり、サービス拒否(DoS)状態にされる - CVE-2022-30271
- 遠隔の第三者によって、ハードコードされた資格情報を悪用され、リモートでコードを実行したり、サービス拒否(DoS)状態にされる - CVE-2022-30270
- 遠隔の第三者によって、ハードコードされた暗号化キーを悪用され、デバイス構成を変更される - CVE-2022-30274
- 遠隔の高権限ユーザによって、細工したアプリケーションイメージを介して、リモートでコードを実行したり、サービス拒否(DoS)状態にされる - CVE-2022-30269
- 遠隔の高権限ユーザによって、細工したファームウェアイメージを介して、ファームウェアの操作をしたり、リモートでコードを実行したり、サービス拒否(DoS)状態にされる - CVE-2022-30272
ワークアラウンドを実施する
開発者は、ワークアラウンドの適用を推奨しています。
詳細は、開発者が提供する情報をご確認ください。
製品をアップグレードする
脆弱性CVE-2022-30269、CVE-2022-30270、CVE-2022-30271、CVE-2022-30272、CVE-2022-30274において、
開発者は影響の受ける製品をMC-EDGE intelligent RTUに置き換えることで脆弱性へ対応することが可能としています。
ベンダ | リンク |
Motorola Solutions | Contact Us Form |
MOTOTRBO CAPACITY MAX |
-
Forescout Technologies, Inc.
OT:ICEFALL: 56 Vulnerabilities Caused by Insecure-by-Design Practices in OT -
Forescout Technologies, Inc.(PDF)
OT:ICEFALL -
ICS Advisory (ICSA-22-179-04)
Motorola Solutions MOSCAD IP and ACE IP Gateways -
ICS Advisory (ICSA-22-179-05)
Motorola Solutions MDLC -
ICS Advisory (ICSA-22-179-06)
Motorola Solutions ACE1000