公開日:2021/05/28 最終更新日:2021/05/28
JVNVU#91343607
Sensormatic Electronics 製 VideoEdge に境界条件の判定に関する脆弱性
Sensormatic Electronics 社(Johnson Controls 子会社)が提供する VideoEdge には境界条件の判定に関する脆弱性が存在します。
- VideoEdge 5.7.0 より前のバージョン
Sensormatic Electronics 社が提供する VideoEdge はネットワークビデオ録画のプラットフォームです。VideoEdge には、正しい値より 1 多い、または 1 少ない最大/最小値を計算または使用する、境界条件の判定に関する脆弱性 (CWE-193, CVE-2021-3156) が存在します。
ローカル環境にいる認証された第三者によって、管理者権限を取得される可能性があります。
アップデートする
開発者が提供する情報をもとに、最新版にアップデートしてください。
開発者は、本脆弱性を修正した次のバージョンをリリースしています。
- VideoEdge 5.7.0
- American Dynamics サイトより VideoEdge 5.4.2 または 5.6.0 用パッチを適用する
ベンダ | リンク |
Johnson Controls | JCI-PSA-2021-07(PDF) |
Tyco | American Dynamics | Support |
-
ICS Advisory (ICSA-21-147-02)
Johnson Controls Sensormatic Electronics VideoEdge
CVSS v3
CVSS:3.0/AV:L/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
基本値:
7.8
攻撃元区分(AV) | 物理 (P) | ローカル (L) | 隣接 (A) | ネットワーク (N) |
---|---|---|---|---|
攻撃条件の複雑さ(AC) | 高 (H) | 低 (L) | ||
必要な特権レベル(PR) | 高 (H) | 低 (L) | 不要 (N) | |
ユーザ関与レベル(UI) | 要 (R) | 不要 (N) | ||
スコープ(S) | 変更なし (U) | 変更あり (C) | ||
機密性への影響(C) | なし (N) | 低 (L) | 高 (H) | |
完全性への影響(I) | なし (N) | 低 (L) | 高 (H) | |
可用性への影響(A) | なし (N) | 低 (L) | 高 (H) |