公開日:2017/01/19 最終更新日:2017/03/10
JVNVU#91417143
GigaCC OFFICE における複数の脆弱性
日本ワムネット株式会社が提供する GigaCC OFFICE には、複数の脆弱性が存在します。
- GigaCC OFFICE ver.2.3 およびそれ以前
日本ワムネット株式会社が提供する GigaCC OFFICE は、オンラインストレージ機能を提供するソフトウェアです。GigaCC OFFICE には、次の複数の脆弱性が存在します。
- メール送信処理に使用される Apache Velocity テンプレートエンジンの設定不備 - CVE-2016-7844
CVSS v3 CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:L/UI:R/S:U/C:L/I:L/A:L 基本値: 5.5 CVSS v2 AV:N/AC:M/Au:S/C:P/I:P/A:P 基本値: 6.0 - Apache Struts 1 に起因するメモリ上のコンポーネントを操作可能な脆弱性 - CVE-2016-1181
CVSS v3 CVSS:3.0/AV:N/AC:H/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H 基本値: 8.1 CVSS v2 AV:N/AC:M/Au:N/C:P/I:P/A:P 基本値: 6.8 - 任意のファイルをアップロード可能な脆弱性 - CVE-2016-7845
CVSS v3 CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:L/I:N/A:L 基本値: 5.4 CVSS v2 AV:N/AC:L/Au:S/C:P/I:N/A:P 基本値: 5.5
想定される影響は各脆弱性により異なりますが、次のような影響を受ける可能性があります。
- 細工されたメールテンプレートを使用してメール送信処理を行うことで、サーバ上で任意の OS コマンドを実行される - CVE-2016-7844
- 細工されたリクエストを処理することで、サービス運用妨害 (DoS) 攻撃を受ける - CVE-2016-1181
- 当該製品のユーザに任意のファイルをプロフィール画像としてアップロードされ、管理者の意図しないファイル授受が行われる - CVE-2016-7845
CVE-2016-7844 および CVE-2016-1181 への対策:
最新版にアップデートし、パッチを適用する
開発者が提供する情報をもとに、GigaCC OFFICE ver.2.3 にアップデートした上で、対応したパッチを適用してください。
詳しくは、開発者が提供する情報をご確認ください。
CVE-2016-7845 への対策:
最新版にアップデートしパッチを適用したうえで、修正モジュールを適用する
開発者が提供する情報をもとに、GigaCC OFFICEを Ver.2.4 にアップデートし、パッチ1 を適用したうえで、修正モジュールを適用してください。
ベンダ | リンク |
日本ワムネット株式会社 | GigaCC OFFICE 脆弱性に関するお知らせ |
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The Apache Velocity Project
SecureUberspector (Apache Velocity 2.0-SNAPSHOT API) -
Japan Vulnerability Notes JVN#03188560
Apache Struts 1 におけるメモリ上にあるコンポーネントを操作可能な脆弱性
この脆弱性情報は、製品利用者への周知を目的に、開発者と下記の方が連携してJPCERT/CC に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: NSHC Pre., Ltd. Dongjoo Ha 氏 および Heaeun Moon 氏、株式会社リクルートテクノロジーズ 吉川 允樹 氏
JPCERT 緊急報告 |
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JPCERT REPORT |
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CERT Advisory |
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CPNI Advisory |
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TRnotes |
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CVE |
CVE-2016-1181 |
CVE-2016-7844 |
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CVE-2016-7845 |
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JVN iPedia |
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- 2017/03/10
- 対策情報を更新しました