公開日:2021/03/24 最終更新日:2021/03/24
JVNVU#91451201
Weintek 製 cMT シリーズにおける複数の脆弱性
Weintek が提供する cMT シリーズには、複数の脆弱性が存在します。
- cMT-SVR-1xx/2xx 20210305 より前の OS バージョン
- cMT-G01/G02 20210209 より前の OS バージョン
- cMT-G03/G04 20210222 より前の OS バージョン
- cMT3071/cMT3072/cMT3090/cMT3103/cMT3151 20210218 より前の OS バージョン
- cMT-HDM 20210204 より前の OS バージョン
- cMT-FHD 20210208 より前の OS バージョン
- cMT-CTRL01 20210302 より前の OS バージョン
Weintek が提供する cMT シリーズは産業用 IoT サーバーです。
cMT シリーズには、次の複数の脆弱性が存在します。
- コードインジェクション (CWE-94) - CVE-2021-27446
CVSS v3 CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:C/C:H/I:H/A:H 基本値: 10.0 - 不適切なアクセス制御 (CWE-284) - CVE-2021-27444
CVSS v3 CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H 基本値: 9.8 - クロスサイトスクリプティング (CWE-79) - CVE-2021-27442
CVSS v3 CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:L 基本値: 9.4
想定される影響は各脆弱性により異なりますが、認証されていない遠隔の第三者によって、次のような影響を受ける可能性があります。
- OS の root 権限で任意のコマンドを実行される - CVE-2021-27446
- 機微な情報を窃取されたり、正規の管理者になりすまして管理操作を実行されたりする - CVE-2021-27444
- 当該製品が提供する Web ページに、悪意のある JavaScript を埋め込まれる - CVE-2021-27442
アップグレードする
開発者が提供する情報をもとに、当該製品の OS を最新版にアップグレードしてください。
ワークアラウンドを実施する
開発者は OS のアップグレードに加え、次のワークアラウンドを実施することを推奨しています。
- インターネット等の外部ネットワークへ機器を接続しない
ベンダ | リンク |
Weintek | cMT EasyWeb V1 Security Fixes | Technical Notice (PDF) |
Download |
-
ICS Advisory (ICSA-21-082-01)
Weintek EasyWeb cMT
JPCERT 緊急報告 |
|
JPCERT REPORT |
|
CERT Advisory |
|
CPNI Advisory |
|
TRnotes |
|
CVE |
CVE-2021-27442 |
CVE-2021-27444 |
|
CVE-2021-27446 |
|
JVN iPedia |
|