公開日:2023/02/17 最終更新日:2023/02/17
JVNVU#91848962
ウイルスバスター ビジネスセキュリティおよびウイルスバスター ビジネスセキュリティサービスにおける複数の脆弱性
トレンドマイクロ株式会社から、ウイルスバスター ビジネスセキュリティおよびウイルスバスター ビジネスセキュリティサービス向けのアップデートが公開されました。
- ウイルスバスター ビジネスセキュリティ 10.0 SP1
- ウイルスバスター ビジネスセキュリティサービス 6.7
トレンドマイクロ株式会社から、ウイルスバスター ビジネスセキュリティおよびウイルスバスター ビジネスセキュリティサービス向けのアップデートが公開されました。
想定される影響は各脆弱性により異なりますが、次のような影響を受ける可能性があります。詳細については開発者が提供する各アドバイザリを参照してください
- 不正変更防止サービスにおける領域外メモリアクセスの脆弱性による権限昇格
- 不正変更防止サービスにおけるメモリ破壊の脆弱性による権限昇格
- 一部のモジュールに対するSAFESEHメモリ保護メカニズムの適用不足
- ダメージクリーンアップ機能におけるリンク解釈の問題による権限昇格
パッチを適用する
開発者が提供する情報をもとにパッチを適用してください。
開発者は本脆弱性の対策として次のパッチをリリースしています。
- ウイルスバスター ビジネスセキュリティ 10.0 Service Pack 1 用 Patch (ビルド 2454)
ワークアラウンドを実施する
次の回避策を適用することで、本脆弱性の影響を軽減することが可能です。
- 当該製品へのアクセスを、信頼できるネットワークからのみに制限する
ベンダ | リンク |
トレンドマイクロ株式会社 | アラート/アドバイザリ:ウイルスバスター ビジネスセキュリティ および ウイルスバスター ビジネスセキュリティサービスで確認された複数の脆弱性について(2023年2月) |
この脆弱性情報は、製品利用者への周知を目的に、開発者がJPCERT/CCに報告し、JPCERT/CCが開発者との調整を行いました。