公開日:2024/04/04 最終更新日:2024/04/04

JVNVU#91975826
プラネックス製無線LANルータMZK-MF300Nにおける複数の脆弱性

概要

プラネックスコミュニケーションズ株式会社が提供する無線LANルータMZK-MF300Nには、複数の脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

  • MZK-MF300N すべてのファームウェアバージョン

詳細情報

プラネックスコミュニケーションズ株式会社が提供する無線LANルータMZK-MF300Nには、次の複数の脆弱性が存在します。

  • 利用可能なデバッグ機能(CWE-489
    • CVSS:3.1/AV:A/AC:L/PR:H/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H 基本値 6.8
    • CVE-2024-30219
  • 特定ポート番号におけるコマンドインジェクション(CWE-77
    • CVSS:3.1/AV:A/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H 基本値 8.8
    • CVE-2024-30220

想定される影響

想定される影響は各脆弱性により異なりますが、次のような影響を受ける可能性があります。

  • デバッグ機能の使用方法を知っているユーザが管理画面にログインした場合、任意の操作をされる(CVE-2024-30219)
  • 第三者に特定のポート番号に対して細工されたリクエストを送信され、任意のコマンドを実行される(CVE-2024-30220)

対策方法

製品の使用を停止する
開発者によると、当該製品の販売は終了しており、修正アップデートは提供されません。
当該製品の使用停止が推奨されています。

ベンダ情報

ベンダ ステータス ステータス
最終更新日
ベンダの告知ページ
プラネックスコミュニケーションズ株式会社 該当製品あり 2024/04/04

参考情報

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

謝辞

この脆弱性情報は、下記の方がJPCERT/CCに報告し、JPCERT/CCが開発者との調整を行いました。
報告者:株式会社ゼロゼロワン 早川 宙也 氏

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE CVE-2024-30219
CVE-2024-30220
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