公開日:2023/08/16 最終更新日:2023/08/16

JVNVU#91985993
複数のSchneider Electric製品におけるCapture-replayによる認証回避の脆弱性

概要

Schneider Electricが提供する複数の製品には、Capture-replayによる認証回避の脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

  • EcoStruxure Control Expert すべてのバージョン
  • EcoStruxure Process Expert すべてのバージョン
  • Modicon M340 CPU (part numbers BMXP34*) すべてのバージョン
  • Modicon M580 CPU (part numbers BMEP*およびBMEH*) すべてのバージョン
  • Modicon M580 CPU Safety (part numbers BMEP58*SおよびBMEH58*S) すべてのバージョン
  • Modicon Momentum Unity M1E Processor (171CBU*) すべてのバージョン
  • Modicon MC80 (BMKC80) すべてのバージョン

詳細情報

Schneider Electricが提供する複数の製品には、次の脆弱性が存在します。

  • Capture-replayによる認証回避 (CWE-294) - CVE-2022-45789

想定される影響

脆弱性を悪用された場合、次のような影響を受ける可能性があります。

  • 承認済みのModbusセッションが乗っ取られた場合、未承認のModbus機能が実行される

対策方法

アップデートおよびワークアラウンドを実施する
開発者は、影響を受ける製品毎に対策を提示しています。それに加えてCybersecurity Best Practicesの適用も推奨しています。
詳細は、開発者が提供する情報をご確認ください。

参考情報

  1. ICS Advisory | ICSA-23-227-01
    Schneider Electric EcoStruxure Control Expert, Process Expert, Modicon M340, M580 and M580 CPU

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

謝辞

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE
JVN iPedia