公開日:2024/01/26 最終更新日:2024/01/26

JVNVU#92260498
MachineSense製FeverWarnにおける複数の脆弱性

概要

MachineSenseが提供するFeverWarnには、複数の脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

次のFeverWarnエコシステムのコンポーネントが、本脆弱性の影響を受けます。

  • FeverWarn ESP32
  • FeverWarn RaspberryPi
  • FeverWarn DataHub RaspberryPi

詳細情報

MachineSenseが提供するIoTベースの体温スキャンシステムのFeverWarnには、次の複数の脆弱性が存在します。

  • 重要な機能に対する認証の欠如 (CWE-306) - CVE-2023-6221、CVE-2023-49617、CVE-2023-49115
  • ハードコードされた認証情報の使用 (CWE-798) - CVE-2023-46706
  • 不適切なアクセス制御 (CWE-284) - CVE-2023-47867
  • 不適切な入力確認 (CWE-20) - CVE-2023-49610

想定される影響

脆弱性を悪用された場合、次のような影響を受ける可能性があります。

  • 製品の内部プロシージャにアクセスできる攻撃者によって、ソースコードや認証情報を取得される - CVE-2023-6221
  • 製品の認証情報をユーザや管理者が変更できない - CVE-2023-46706
  • APIの保護が不適切なため、遠隔の第三者によって、認証なしに機微な情報の取得や変更をされる - CVE-2023-49617
  • 認証なしのMQTTメッセージングによって、デバイスの監視やセンサーデータの表示をされる - CVE-2023-49115
  • 当該デバイスはWi-Fi ホストとして構成されているため、デバイスのWebサービスに接続しデバイスを侵害される - CVE-2023-47867
  • 隣接ネットワーク上の第三者によって、コマンド実行のメッセージを送信されたり、スタックをオーバーフローされたりする - CVE-2023-49610

対策方法

開発者に問い合わせる
当該製品と関連するクラウドサービスは終了しており、今後の利用やアップデートはできません。
詳細は、開発者に問い合わせてください。

ベンダ情報

ベンダ リンク
MachineSense About MachineSense

参考情報

  1. ICS Advisory | ICSA-24-025-01
    Opteev MachineSense FeverWarn

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

謝辞

関連文書

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