公開日:2023/12/14 最終更新日:2023/12/14

JVNVU#92303821
Schneider Electric製Easy UPS Online Monitoring Softwareにおけるパストラバーサルの脆弱性

概要

Schneider Electricが提供するEasy UPS Online Monitoring Softwareには、パストラバーサルの脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

  • Easy UPS Online Monitoring Software (Windows 10, 11, Windows Server 2016, 2019, 2022) 2.6-GA-01-23116およびそれ以前

詳細情報

Schneider Electricが提供するEasy UPS Online Monitoring Softwareには、次の脆弱性が存在します。

  • パストラバーサル (CWE-22) - CVE-2023-6407

想定される影響

脆弱性を悪用された場合、次のような影響を受ける可能性があります。

  • ローカルの低権限ユーザーによって、サービスの再起動時に任意のファイルを削除される

対策方法

アップデートする
開発者は、アップデートを提供しています。

ワークアラウンドを実施する
開発者は、ワークアラウンドの適用も推奨しています。

後継製品への移行を検討する
開発者によると、当該製品の販売は終了しており、PowerChute Serial Shutdownへの移行を推奨するとのことです。

詳細は、開発者が提供する情報をご確認ください。

参考情報

  1. ICS Advisory | ICSA-23-346-01
    Schneider Electric Easy UPS Online Monitoring Software

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

謝辞

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE
JVN iPedia