公開日:2014/12/16 最終更新日:2014/12/16

JVNVU#92844499
CA Release Automation (旧 CA LISA Release Automation) に複数の脆弱性

概要

CA Release Automation (旧 CA LISA Release Automation) には、複数の脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

  • CA Release Automation 4.7.1.385

詳細情報

CA Release Automation (旧 CA LISA Release Automation) には、複数の脆弱性が存在します。

  • クロスサイトリクエストフォージェリの脆弱性 (CWE-352) - CVE-2014-8246
  • クロスサイトスクリプティングの脆弱性 (CWE-79) - CVE-2014-8247
  • SQL インジェクションの脆弱性 (CWE-89) - CVE-2014-8248

想定される影響

想定される影響は各脆弱性により異なりますが、ユーザのウェブブラウザ上で任意のスクリプトが実行されたり、当該製品にログインしているユーザの権限で任意の操作が実行されたりするなどの可能性があります。

対策方法

パッチを適用する
開発者が提供する情報をもとに、対応するパッチを適用してください。
本脆弱性は、RA_471_Cumulative_b448 で修正されているとのことです。

ベンダ情報

ベンダ リンク
CA Technologies CA Release Automation

参考情報

  1. CERT/CC Vulnerability Note VU#343060
    CA LISA Release Automation contains multiple vulnerabilities

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

2014.12.16における脆弱性分析結果(CVSS Base Metrics)

CVSSとは

評価尺度 評価値 説明
攻撃元区分(AV) ローカル (L) 隣接 (A) ネットワーク (N) ネットワーク経由でリモートから攻撃可能
攻撃条件の複雑さ(AC) 高 (H) 中 (M) 低 (L) 攻撃成立に何らかの条件が必要
攻撃前の認証要否(Au) 複数 (M) 単一 (S) 不要 (N) 認証は不要
機密性への影響(C) なし (N) 部分的 (P) 全面的 (C) 一部の情報が漏えいする
完全性への影響(I) なし (N) 部分的 (P) 全面的 (C) 情報の正確さや完全さが部分的に損なわれる
可用性への影響(A) なし (N) 部分的 (P) 全面的 (C) システムの使用が部分的に阻害される

Base Score:6.8

分析結果のコメント

この CVSS の評価は CVE-2014-8246 に基づいて行ったものです。

謝辞

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE CVE-2014-8246
CVE-2014-8247
CVE-2014-8248
JVN iPedia