公開日:2013/10/31 最終更新日:2013/10/31

JVNVU#92847039
Openbravo ERP に情報漏えいの脆弱性

概要

Openbravo ERP には、情報漏えいの脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

  • Openbravo ERP version 2.5
  • Openbravo ERP version 3
その他のバージョンも本脆弱性の影響を受ける可能性があります。

詳細情報

Openbravo ERP には、情報漏えい (CWE-200) の脆弱性が存在します。
本脆弱性は、XML 外部実体参照 (XXE) の問題に起因するものです。

想定される影響

当該製品のユーザによって、他のユーザの認証情報を取得される可能性があります。
結果として、管理者権限でシステムにアクセスされる可能性があります。

対策方法

2013年10月31日現在、対策方法は不明です。

ワークアラウンドを実施する
以下のワークアラウンドを実施することで、本脆弱性の影響を軽減することが可能です。

ベンダ情報

ベンダ リンク
Openbravo Product Overview

参考情報

  1. CERT/CC Vulnerability Note VU#533894
    Openbravo ERP contains an information disclosure vulnerability
  2. OWASP
    XML External Entity (XXE) Processing

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

2013.10.31における脆弱性分析結果

評価尺度 攻撃成立条件 評価値
攻撃経路 インターネット経由からの攻撃が可能
認証レベル システムに正規登録されている一般ユーザのアカウントが必要
  • 低 - 中
攻撃成立に必要なユーザーの関与 ユーザが何もしなくても脆弱性が攻撃される可能性がある
攻撃の難易度 専門知識や運がなくとも攻撃可能

各項目の詳しい説明

謝辞

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE CVE-2013-3617
JVN iPedia