公開日:2022/04/25 最終更新日:2022/04/25
JVNVU#93404850
Johnson Controls製Metasys SCTおよびMetasys SCT Proにおけるサーバサイドリクエストフォージェリの脆弱性
Johnson Controls社が提供するMetasys System Configuration Tool(SCT)およびMetasys System Configuration Tool Pro(SCT Pro)には、サーバサイドリクエストフォージェリの脆弱性が存在します。
- System Configuration Tool 14.2.2より前のバージョン
- System Configuration Tool Pro 14.2.2より前のバージョン
Johnson Controls社が提供するMetasysはビルディングオートメーションシステムです。
MetasysのエンジニアリングツールであるSystem Configuration Tool(SCT)およびSystem Configuration Tool Pro(SCT Pro)には、サーバサイドリクエストフォージェリ(CWE-913、CVE-2021-36203)の脆弱性が存在します。
遠隔の第三者によって、内部システムに特定のファイルまたはパスが存在するかどうかを判断される可能性があります。
パッチを適用する
開発者が提供する情報をもとにパッチを適用してください。
開発者は本脆弱性の対策として次のパッチをリリースしています。
- System Configuration Tool パッチ 14.2.2
- System Configuration Tool Pro パッチ 14.2.2
ベンダ | リンク |
Johnson Controls | JCI‐PSA‐2022‐03(PDF) |
-
ICS Advisory (ICSA-22-111-02)
Johnson Controls Metasys SCT Pro
CVSS v3
CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:L/I:N/A:N
基本値:
5.3
攻撃元区分(AV) | 物理 (P) | ローカル (L) | 隣接 (A) | ネットワーク (N) |
---|---|---|---|---|
攻撃条件の複雑さ(AC) | 高 (H) | 低 (L) | ||
必要な特権レベル(PR) | 高 (H) | 低 (L) | 不要 (N) | |
ユーザ関与レベル(UI) | 要 (R) | 不要 (N) | ||
スコープ(S) | 変更なし (U) | 変更あり (C) | ||
機密性への影響(C) | なし (N) | 低 (L) | 高 (H) | |
完全性への影響(I) | なし (N) | 低 (L) | 高 (H) | |
可用性への影響(A) | なし (N) | 低 (L) | 高 (H) |