公開日:2022/06/03 最終更新日:2022/06/03
JVNVU#93821202
Carrier製HID Mercuryコントローラパネルにおける複数の脆弱性
Carrier社が提供するHID Mercuryコントローラパネルには、複数の脆弱性が存在します。
- LNL-X2210
- LNL-X2220
- LNL-X3300
- LNL-X4420
- LNL-4420
- S2-LP-1501
- S2-LP-1502
- S2-LP-2500
- S2-LP-4502
Carrier社が提供するHID Mercuryコントローラパネルには、次の複数の脆弱性が存在します。
- 保護メカニズムの不具合 (CWE-693) - CVE-2022-31479
- 強制ブラウジング (CWE-425) - CVE-2022-31480、CVE-2022-31484、CVE-2022-31485
- バッファオーバーフロー (CWE-120) - CVE-2022-31481、CVE-2022-31482
- パストラバーサル (CWE-22) - CVE-2022-31483
- OSコマンドインジェクション (CWE-78) - CVE-2022-31486
脆弱性を悪用された場合、次のような影響を受ける可能性があります。
- 遠隔の第三者によって、ホスト名を変更され、core collectionプロセス中にシェルコマンドを実行される - CVE-2022-31479
- 遠隔の第三者によって、ファームウェアファイルをアップロードされ、サービス拒否状態にされる - CVE-2022-31480
- 遠隔の第三者によって、細工したファイルやHTTPリクエストを送信され、バッファオーバーフローを引き起こされる - CVE-2022-31481、CVE-2022-31482
- 高権限ユーザによって、ファイルシステム上の任意の場所に目的のファイルをアップロードされる - CVE-2022-31483
- 遠隔の第三者によって、細工したパケットを送信され、Webインターフェースのユーザ情報を削除される - CVE-2022-31484
- 遠隔の第三者によって、細工したパケットを送信され、Webインターフェースのホームページにある「notes」セクションを変更される - CVE-2022-31485
- ユーザによって、細工したルートをバイナリに送信され、シェルコマンドを実行される - CVE-2022-31486
アップデートする
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ワークアラウンドを実施する
開発者は、ワークアラウンドの適用方法を提供しています。
詳細は、開発者が提供する情報をご確認ください。
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ICS Advisory (ICSA-22-153-01)
Carrier LenelS2 HID Mercury access panels