公開日:2021/07/09 最終更新日:2021/07/09
JVNVU#93901835
Rockwell Automation製MicroLogix 1100における不適切な入力確認の脆弱性
Rockwell Automationが提供するMicroLogix 1100には、不適切な入力確認の脆弱性が存在します。
- MicroLogix 1100すべてのバージョン
Rockwell Automationが提供するMicroLogix 1100には、不適切な入力確認(CWE-20、CVE-2021-33012)の脆弱性が存在します。
遠隔の第三者によって特別に細工されたコマンドを受信することで、コントローラに障害が発生し、サービス運用妨害(DoS)攻撃を受ける可能性があります。
開発者によると、新しいプロジェクトまたはプロジェクトのオフラインコピーをコントローラーにダウンロードすることで復旧できるとのことです。復旧が必要な場合に備えて、プロジェクトのバックアップコピーを用意することも推奨されています。
代替製品に移行する
開発者は、Micro870コントローラへの移行を推奨しています。
ワークアラウンドを実施する
開発者は、リモートプログラミングを防ぐために、コントローラスイッチをRUNモードに設定することを推奨しています。
また、開発者から一般的なセキュリティ推奨策も提示されていますので、詳細は、Converged Plantwide Ethernet (CPwE) Design and Implementation Guide や Rockwell Automation’s Security advisory(要ログイン)を参照してください。
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ICS Advisory (ICSA-21-189-01)
Rockwell Automation MicroLogix 1100
CVSS v3
CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:C/C:N/I:N/A:H
基本値:
8.6
攻撃元区分(AV) | 物理 (P) | ローカル (L) | 隣接 (A) | ネットワーク (N) |
---|---|---|---|---|
攻撃条件の複雑さ(AC) | 高 (H) | 低 (L) | ||
必要な特権レベル(PR) | 高 (H) | 低 (L) | 不要 (N) | |
ユーザ関与レベル(UI) | 要 (R) | 不要 (N) | ||
スコープ(S) | 変更なし (U) | 変更あり (C) | ||
機密性への影響(C) | なし (N) | 低 (L) | 高 (H) | |
完全性への影響(I) | なし (N) | 低 (L) | 高 (H) | |
可用性への影響(A) | なし (N) | 低 (L) | 高 (H) |