公開日:2023/01/27 最終更新日:2023/01/27

JVNVU#94050974
Sierra Wireless製ALEOS Softwareを実行するAirLink Routerにおける複数の脆弱性

概要

Sierra Wireless社が提供するALEOS Softwareを実行しているAirLink Routerには、複数の脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

  • Airlink Router (ES450, GX450) running ALEOS software v4.9.7およびそれ以前のバージョン
  • Airlink Router (MP70, RV50, RV50x, RV55, LX 40, LX60) running ALEOS software v4.16.0より前のバージョン

詳細情報

Sierra Wireless社が提供するALEOS Softwareを実行しているAirLink Routerには、次の複数の脆弱性が存在します。

  • 引数インジェクション (CWE-88) - CVE-2022-46649
  • 情報漏えい (CWE-200) - CVE-2022-46650

想定される影響

脆弱性を悪用された場合、次のような影響を受ける可能性があります。

  • 隣接ネットワーク上の低権限ユーザによって、デバイス上で任意のシェルコマンドを実行される - CVE-2022-46649
  • 遠隔の高権限ユーザによって、ログイン前のステータスページでACEManager認証情報を公開するように機器を再設定される - CVE-2022-46650

対策方法

アップデートする
開発者は、アップデートを提供しています。

ワークアラウンドを実施する
開発者は、アップデートに加えて、ワークアラウンドの適用を推奨しています。

詳細は、開発者が提供する情報をご確認ください。

ベンダ情報

ベンダ リンク
Sierra Wireless Sierra Wireless IoT Support and Resources

参考情報

  1. ICS Advisory (ICSA-23-026-04)
    Sierra Wireless AirLink Router with ALEOS Software

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

謝辞

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
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