公開日:2019/09/12 最終更新日:2019/09/12

JVNVU#94367039
OpenSSL に複数の脆弱性

概要

OpenSSL には複数の脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

  • OpenSSL

詳細情報

2019年9月11日(日本標準時)、OpenSSL Project より OpenSSL Security Advisory [10 September 2019] が公開されました。
アドバイザリによると、次に挙げる脆弱性が修正され、修正版の OpenSSL 1.0.2t、1.1.0l、1.1.1d がリリースされています。

深刻度 - 低 (Severity: Low)

  • ECDSA remote timing attack (CVE-2019-1547)
  • Fork Protection (CVE-2019-1549)
  • Padding Oracle in PKCS7_dataDecode and CMS_decrypt_set1_pkey (CVE-2019-1563)

想定される影響

想定される影響は各脆弱性により異なりますが、機微な情報が窃取されるなどの可能性があります。
 

対策方法

アップデートする
本脆弱性を修正した次のバージョンの OpenSSL が提供されています。開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートしてください。

  • OpenSSL 1.0.2t
  • OpenSSL 1.1.0l
  • OpenSSL 1.1.1d

参考情報

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

謝辞

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE CVE-2019-1547
CVE-2019-1549
CVE-2019-1563
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