公開日:2023/07/20 最終更新日:2023/07/20
JVNVU#95067596
Weintek製Weincloudにおける複数の脆弱性
Weintekが提供するWeincloudには、複数の脆弱性が存在します。
- Weintek Weincloud Account API バージョン0.13.6およびそれ以前
Weintekが提供するWeincloudには、次の複数の脆弱性が存在します。
- パスワードを忘れた場合の脆弱なパスワードリカバリの仕組み (CWE-640) - CVE-2023-35134
- 不適切な認証 (CWE-287) - CVE-2023-37362
- 過度な認証試行の不適切な制限 (CWE-307) - CVE-2023-32657
- 複雑な構造を持つ入力に対する不適切な取り扱い (CWE-237) - CVE-2023-34429
脆弱性を悪用された場合、次のような影響を受ける可能性があります。
- 遠隔の第三者によって、JWTトークンのみでパスワードをリセットされる - CVE-2023-35134
- 高権限ユーザによって、テスト用の資格情報を利用され、Webサイトにログインされる - CVE-2023-37362
- 遠隔の第三者によって、エラーメッセージから認証情報を推測される - CVE-2023-32657
- 遠隔の第三者によって、偽装したJWTトークンを送信され、サービス運用妨害(DoS)状態にされる - CVE-2023-34429
アップデート適用済み
開発者によって、本脆弱性を修正したバージョン0.13.8にアップデート済みのため、ユーザによる操作は不要とのことです。
ワークアラウンドを実施する
開発者は、リスクの軽減のためワークアラウンドの適用を推奨しています。
詳細は、開発者が提供する情報をご確認ください。
ベンダ | リンク |
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ICS Advisory | ICSA-23-199-04
Weintek Weincloud